会社概要

会社概要

創立 1928年
設立 1975年
代表取締役 清水誠一郎
事業内容 観賞魚 (熱帯魚・金魚・錦鯉・川魚・海水魚など)、飼育付属品、飼料などの総合卸売業務及び海外貿易業務、通信販売
主取引先 国内有名小売店、観賞魚専門店、ペットショップ、研究機関など
取引銀行 静岡銀行、清水銀行、浜松信用金庫
主要施設 本社競売所・配送センター(3,000㎡)
養魚場(15,000㎡)

清水金魚は初代・清水弥一が昭和のはじめに創業。趣味が高じて始めた金魚の生産卸の仕事を、二代目の徹二が受け継ぎ、新種 <浜錦>を育て広めた。三代目の誠一郎も大学卒業後にこの道に進み、今ではその息子、四代目・大輔も入社。今も昔もそろい踏みで、金魚に愛情を注いでいます。

会社沿革

1928 (昭和3年) 創業
1970 (昭和45年) 現在地に社屋完成
1975 (昭和50年) 法人化
1977 (昭和52年) 『浜錦』が日本観賞魚振興会の総会で新種と認定される
1990 (平成2年) 天竜養魚場完成
1994 (平成6年) 新社屋・配送センター完成
2008 (平成20年) 80周年
2012年 (平成24年) ホームページ完成
日本観賞魚振興事業協同組合初代理事長の著書にも登場!

Column

・・・その中に新宿の小田急ハルクがあった。当時、屋上に「 清水金魚」が出店していた。そして、そこの店長に浜松市にある本社を紹介された。教えられたとおり木曜日に行ったら、その日はセリ市の日で、大勢の小売店が集まっていた。
 私の説明もあまり聞かないうちに、「あ、これはいい、ろ過面積が広いから」と言ってくれた。さすがは専門家たちである。飼育のベテランが多いので理解が早く、たいへんな評判になった。
 セリが終わってから営業部長に「車に何台積んできたの」と聞かれ、「一箱十二台入りで十ケース積んでいます」と返事をすると、「それ全部、下ろしていってください」と言われた。
 その瞬間、どきっとした。こんなに嬉しいことは初めてであった。長いあいだ一台とか一ケースしか売れなかったが、初めて十ケース、合計百二十台が売れた。これからやっと本格的に売れるような手応えがつかめた。帰りの車の中で、一人になると、とめどなく涙が出てきた。私は声をあげて泣いた。そして清水金魚の商圏の神奈川県、静岡県、そして愛知県の一部で、毎日十系列に分けて納車が出ていくようになったのである。・・・

日本観賞魚振興事業協同組合初代理事長 小川創市著『町の発明王』より